陸からも大物を狙える人気のショアジギング。
ショアジギングで使用するメタルジグは広範囲を探れる&豊富な魚種に対応しているため、非常に使いやすいルアーの1つです。
ただ、釣具屋さんに行くと各社から幅広くラインナップされており、どの商品を使えば良いのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
また、釣り場に行ってルアーケースを開けると何種類もあるメタルジグの中から、どのメタルジグを選べばよいのか、選んで投げてみたものの全くアタリがない、違うメタルジグに変えてみようかな、、、なんてことも少なくないはずです。
今回の記事では、私自身が利用してみて釣果に繋がったメタルジグを用途別におすすめに紹介します。主観的な意見ですが、実際に使ってみての感想を踏まえてオススメしたいものをピックアップしています。
メタルジグを使うシーンについて、こちらの記事に記載していますので、参考にしてみてください。
本記事の内容
この記事はこんな人にオススメ
・ ライトショアジギングを始めたけど、メタルジグの選び方が分からない人
どれも似たようなメタルジグ。商品ごとに個性がありますよ!
【用途別】おすすめメタルジグ10選
用途に合わせたメタルジグを選びましょう
メタルジグは基本的に金属のみでできています。(主に鉛、その他、タングステンや亜鉛)
アクションしてくれるというよりは、自身の操作によりアクションさせることを目的として作られています。
そのため、プラグルアーと比較すると商品ごとのアクションに大きな差はありませんが、メーカー側も意図して形状を設計しています。
今回は、下記4つのタイプに分けて、商品を紹介します。
・ スタンダードタイプ
・ 飛距離重視タイプ
・ スローに誘うタイプ
・ 激しく誘うタイプ
場面に合わせてメタルジグを選択するのも釣りスキルの一環ですね。
スタンダートタイプ
先ずは特に個性が強くはないが、オールマイティに安定して利用できるタイプを3つ紹介します。
幅広いレンジを、幅広いアクションで誘ってみるには、先ずはスタンダードタイプがおすすめです。
・R-SARDINE(Zeake)
Zeake社のR-SARDINE(リアルサーディン)は、オーソドックスな形状をしたメタルジグですが、重心のバランスがよく、フォール姿勢が非常に綺麗です。
ひらひらとフラッシングしながらフォール、しゃくり上げた際も大胆に動いてくれるので、アピール力も優れています。
私自身、多くの釣果を上げたメタルジグの1つです。
Metal Effect Stay Fall(Jackson)
Jackson社のメタルエフェクトステイホール。
特徴は、断面のくぼみにあり、しっかりと水を噛んむことでその場にステイするようなフォール姿勢を実現しています。
激しく誘うというよりもリフト&フォールに近いジャークアクションがおすすめです。
Drag Metal Cast Slim (DUO)
DUO社のドラッグメタルシリーズは、形状は似ていながらも、細かい差で商品分類されています。その中でもスリムキャストはセンターバランスで設計されており、ただ巻きでもジャークでもフォールでも喰ってくる万能ジグです。キャスト時の姿勢も良いので、安定した飛距離が出せます。
飛距離重視タイプ
釣り場、シーンによっては、飛距離が求められることも少なくありません。
50m以上先にブレイクがあったり、100m先にナブラが湧いたり。「飛距離は正義」と言われたりもしますが、釣果と飛距離は大きな相関性があると言っても大げさではないと思います。
各社、商品名やパッケージに「キャスト」や「ジェット」等、飛距離を売りにしている商品がありますが、その中でも実際に使ってみて飛距離抜群の商品を3つ紹介します。
飛距離が出せるポイントは、飛行姿勢が安定していること、空気抵抗が小さいことが挙げられます。
この2点を実現するために、下記の写真のように重心が後方に偏っているものが多いです。
加えて、同じ重さでも小型であるものも飛距離が出ます。密度が大きい素材で小型化を実現したり、厚みを持たせることで長さを抑えたり、各社各商品に工夫が見られます。
BIGBACKER JIG(JACKALL)
ジャッカル社のビッグバッカーといえば、鉄板バイブレーションが人気ですが、メタルジグも有能です。
上記の写真がビッグバッカージグですが、見てわかる通り後方重心に設計されています。飛距離はもちろんですが、お尻を振りながらブリブリと泳いでくれるので、ただ巻きでもジャークでも強いアピール力があります。
F-SARDINE(Zeake)
私がショアジギングに行き、一投目はZeake社のFサーディンに決めています。理由は、飛距離バツグンで広範囲を探れるのはもちろんですが、私自身、最も釣果を上げているメタルジグだからです。(お気に入りで利用頻度が高いので、沢山釣れているんですが笑)
見た目は、ただの弾丸です。笑 見た目通り、非常に飛びます。それでいて、しっかり釣れるんです。正直、アクションが大きい訳でもフォール姿勢が良い訳でもない気がしますが、なぜか釣れるんです。笑 激しく動かない形状が逆にナチュラルな誘いに向いているのだと推測しています。
Gallop Assist Long Cast(Jackson)
こちらも弾丸形状のメタルジグ、ギャロップアシスト ロングキャストです。商品名のとおり、遠投向きに設計されています。
小型シルエットに作れていますので、ベイトサイズが小さいが飛距離を出したいときに最適です。
正直、私自身は利用頻度が低いですが、飛距離は申し分なしです。ルアーケースに1つは入れておきたい一品ですね。
スローに誘うタイプ
早いアクションに喰いついてこないような、ヒラメや根魚にはゆっくりとしたアクションが適しています。
青物に関しても、早いジャーキングにアタリがない場合、スローに誘うことでアタリがバンバン上がったりするケースもあります。
JigPara SLOW(Major Craft)
メジャークラフト社のジグパラシリーズは、メタルジグの中で最もポピュラーではないでしょうか。その中でも私はスローシリーズがお気に入りです。左右非対称、後方重心の設計となっているため、不規則なフォールが特徴的です。小型シルエットで後方重心の為、飛距離も優れています。
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Drag Metal Cast Slow(DUO)
DUO社はサーフでのフラットフィッシュをターゲットとした商品に力を入れている印象ですが、ドラッグメタルキャストのスローも例外ではありません。
遠浅サーフでは、遠投とスローな動きでもボトムを擦らないアクションが求められますが、そんな時に最適のルアーです。ヒラヒラとしたフォールでのフラッシングも強いですし、ゆっくりただ巻きでも程よく動いてくれるので重宝します。
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激しく誘うタイプ
朝まずめの青物狙いでは、表層にベイトが溜まり、活性の高いターゲットが激しいアクションに良いリアクションをしてくれることがあります。
そんなやる気満々の魚には、激しいジャーキングやスキッピングがおすすめです。
BIGBACKER JIG SLIDE STICK(JACKALL)
キビキビとした鋭い動きで魚を誘います。非常にスリムな形状の為、しゃくり上げるアクションでも腕への負担が軽いです。浮き上がりも早いので、スキッピングする際にもおすすめのアイテムです。
2022年9月にリニューアルした新型が発売開始されました。私は新作はまだ使っていませんが、旧作には非常にお世話になりました。
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G-SLASHER(Zeake)
細身で後方重心の設計の為、飛距離も稼げて早い動きをしてくれます。フォール時にも大きく不規則に動いてくれるのでアピール力が抜群です。
動き過ぎるせいか、トレブルフックがラインに引っ掛けりエビってしまうことが多いのが難点です。青物狙いの際は、アシストフックだけで勝負しても良いかもしれません。
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まとめ
今回は、おすすめのメタルジグ10選を紹介しました。
どのジグを選んで、どのようにアクションさせようか、考えながら釣りをするのが醍醐味ですよね。
今回は形状に応じたタイプ別に紹介しましたが、カラーバリエーションも考えると、ルアーケースがメタルジグだけで重くなりますね。笑
皆様のおすすめメタルジグもコメントいただけると嬉しいです。
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